過敏性腸症候群 自律神経失調症

過敏性腸症候群と自律神経失調症の関係

過敏性腸症候群と自律神経失調症はとても深いつながりがあります。

 

自律神経失調症はその名の通り、自律神経の調子が悪くなってしまう病気です。自律神経は私達の意識とは関係なく動いていて、すべての内臓や血管などの動きをコントロールしています。

 

私たちは、自分の意志で心臓の動きを早くしたり、汗をかいたりすることはできませんよね。暑くなると自然に汗をかき、走ると自然と心臓の動きが早くなります。

 

このように、自分の意志とは関係なく体に色々な命令を出してくれているのが自律神経です。

 

その自律神経の働きが悪くなるのが自律神経失調症で、その症状のひとつに「下痢」があります。この下痢の症状が、過敏性腸症候群と繋がっています。

 

⇒自律神経の働きや過敏性腸症候群との繋がりについて

 

過敏性腸症候群と自律神経失調症は同じ

よく、過敏性腸症候群と自律神経失調症の違いについて言われることがありますが、実はどちらも原因は同じで、ストレスによって自律神経が乱れたことが大きな要因です。

 

ですから、違いがどうこうというよりも、過敏性腸症候群になった時点で自律神経失調症なのです。

 

違いは名前と症状だけで、過敏性腸症候群の場合は主な症状が下痢や便秘、ガスであるのに対し、自律神経失調症には非常にたくさんの症状があります。

 

 

ちなみに僕も自律神経失調症でした。発症したのは過敏性腸症候群のほうが先だったと思いますが、症状が出始めた頃は背中の蟻走感があり、その後、急な発汗や不安感と続き、腕や足の蟻走感なども徐々に出るようになりました。


 

自律神経失調症の症状

自律神経の症状は本当にたくさんあります。体と心の症状があり、人によってどの症状が出るのかはバラバラです。

 

冒頭でもお話しましたが、自律神経は全身のコントロールを行っているため、その自律神経がコントロールを失うと、症状も頭から足の指の先まで様々なものが出てきます。

 

体の症状

頭痛、めまい、たちくらみ、目の疲れ、ドライアイ、耳鳴り、喉の詰まる感じ、口の渇き、息切れ、味覚障害、冷え、ほてり、食欲の低下、下痢や便秘(過敏性腸症候群)、肩こり、発汗、不眠、倦怠感、蟻走感

 

心の症状

ネガティブ、イライラ、やる気が出ない、記憶力の低下、情緒不安定、細かいことが気になる

 

このような症状は常に出ることもあれば、疲れた時や落ち込んだ時、ストレスが重なった時などに出る場合もあります。

 

また、上記の症状はほんの一部で、他にも書ききれないほどたくさんの症状が出ます。同じ人でも日によって症状が違ったり、治ったと思ったら別の症状が出ることもあるので、本当に厄介です。

 

自律神経失調症の治療

自律神経失調症の治療は、過敏性腸症候群と同じように、心理療法(カウンセリング)や薬物療法、生活習慣の改善などがあります。

 

ただ、自律神経に直接作用する薬はないので、抗うつ薬などを使うことになります。それも症状がよほどひどい場合や、身体的に苦痛を伴っている場合がほとんどですので、心理療法と生活習慣の改善が主な治療法になります。

 

治療には漢方薬が使われることもあります。私も一時期飲んでいましたが、あまり効果はありませんでした。やはり、原因となっているストレスをなんとかしないと難しいと感じました。

 

 

あくまでも僕の場合にはなりますが、過敏性腸症候群を治す過程で自律神経失調症も治りました。

 

一番酷かったのが冷え性で、真夏でも足の先が氷のようにとても冷たかったのが、知らぬ間になくなってました。

 

他にも蟻走感や異常な発汗もなくなり、今では普通に過ごせてます。