過敏性腸症候群 自律神経 鍛える

過敏性腸症候群を治すために自律神経を鍛える

自律神経を鍛えることで、過敏性腸症候群の症状を和らげることができます。

 

自律神経は私たちの体の中で24時間常に働いています。心臓を動かしたり、呼吸をしたり、汗をかいたりという行動を、自分の意識とは別のところで管理しています。

 

それゆえ、自律神経が乱れると、私たちの意思に反するように動いてしまうこともあります。楽しく過ごしたいのに暗い気持ちになったり、暑くないのに汗をかいたり、悪いものを食べていないのに下痢になったりします。

 

自律神経は交感神経と副交感神経があり、それぞれ働くタイミングが決まっています。活動中は交感神経が活発に、休息中は副交感神経が活発になります。

 

しかし、体のストレスや精神的なストレス、食生活の乱れなどが重なると徐々に自律神経が乱れ、活動中にも関わらず副交感神経が働いてしまったり、逆に、休息中に交感神経が活発になってしまうのです。

 

詳しくはこちらで⇒過敏性腸症候群の原因、自律神経の乱れとは

 

過敏性腸症候群の人が自律神経を鍛える大きなメリットのひとつが、ストレスに強くなることです。過敏性腸症候群の下痢やガス、便秘などの症状は、主にストレスによるものです。

 

ストレスにも良いものと悪いものがあります。「自律神経を鍛えてストレスに強くなる」というのは、良いストレスを与え、悪いストレス習慣をなくすということです。

 

そうすることでストレスを感じにくくなり、腹痛が起こる回数が減ったり、軟便続きが普通の便になったりします。

 

 

ストレス耐性が弱いと、普通の人ならなんとも思わないようなことでも大きな失敗やマイナスとして捉えてしまい、悩んでしまうんです。

 

普通の人は「苦手な授業がある」ぐらいでそんなに悩んだりしないですよね。「嫌な授業でだるいなぁ」ぐらいではないでしょうか。

 

でも、ストレスに弱くなっていると、そんなことでも深く悩んでしまうんです。酷い時は寝込んでしまうほど。

 

その結果、お腹が痛くて下痢が続き、学校に行けなくなったりするんですね・・・。

 

昔の僕の話です。


 

自律神経を乱れさせないために

自律神経を鍛える前に、まずは自律神経を乱れさせないためにやるべきことがらご紹介します。

 

自律神経は日常生活の不摂生から乱れていきます。睡眠時間や食生活の乱れ、肉体的・精神的なストレス、運動不足が多いです。

 

毎日できるだけ決まった時間に眠るようにしたり、バランスの良い食事、暴食は控えるようにすると、自律神経も安定します。

 

また、環境の変化もストレスになりやすいです。進学や転校で新しい環境に馴染めないと、日常的に過度なストレスが溜まっていくため、自律神経の乱れもひどくなりやすいです。

 

簡単にできる自律神経の整え方

 

毎朝起きたら太陽の光を浴びる

できるだけ同じ時間に起き、太陽の光を浴びて食事をとるようにしましょう。

 

太陽の光には脳のセロトニンを増やす効果があります。そして、脳内セロトニンには精神を落ち着かせる効果があります。

 

伸び

朝起きる前に仰向けの状態で伸びをするだけでOKです。これだけで自律神経が整えられます。全身の筋肉が刺激され、血の巡りが良くなります。

 

深呼吸

よく、緊張したら深呼吸をしますが、これは心を落ち着かせる効果があるからです。鼻からゆっくり息を吸い、ゆっくり吐くことで副交感神経が活発になり、血流が良くなります。

 

自律神経を鍛える

自律神経を鍛えるとは言っても、人とは違う特別なことをする必要はありません。毎日少しずつでも運動をしたり、簡単なストレッチをするだけでも効果があります。

 

有酸素運動

ウォーキングやジョギングといった有酸素運動は自律神経の働きを活発にしてくれます。きつすぎる運動は無酸素運動になってしまいますので、会話できる程度の運動が有効です。

 

有酸素運動はゆっくりと呼吸しながら行うため、副交感神経が刺激されます。また、深呼吸と同じように血行が良くなり、ストレス発散にもなります。

 

ポイントとしては、日中に行うことと、嫌々やらないことです。日中なら太陽の光も浴びられるので、脳内セロトニンも増えますし、体内の機能を整えてくれます。

 

嫌々やっていると運動自体がストレスになってしまうので、気がのらない時は無理をして行う必要はありません。

 

ただし、半年ぐらいは続けたいところです。毎日は無理でも、2日に1回や、曜日を決めて行ってもOKです。半年続いたらさらに半年・・・。というように、運動をするのが当たり前の生活習慣にしていけるとベストです。

 

お風呂

自律神経を整えるには、ゆっくりとお風呂に浸かるのもオススメです。シャワーではなく入浴です。

 

湯船に浸かるだけでたくさんのメリットがあります。血行促進、新陳代謝アップ、副交感神経が刺激される、体の疲れが取れる、などです。

 

逆に、シャワーは交感神経を刺激するため、就寝前はあまり良くありません。朝シャンすると目が冷めますが、これは交感神経が優位になるからです。ですから、できれば夜は入浴したほうが良いです。

 

いきなりハードルの高い方法を取り入れようとすると絶対に続かないので、まずは手軽にできるものから続けてみてください。

 

水泳

手軽にできる運動ではありませんが、水泳は全身を使うのでおすすめです。ウォーキングと同じく有酸素運動ですし、全身の筋肉を使うことが出来ます。水の中に潜るために普段よりも大きく呼吸を行うので、自然と深い呼吸ができ、副交感神経を刺激できます。

 

また、体への負担も小さいので、久しぶりに運動するような人には特におすすめです。いきなり長時間歩いたり走ったりすると膝を痛めてしまいますので、体力づくりから始める場合はプールはとても良い選択です。

 

サウナ

有酸素運動やお風呂は、どちらかというと自律神経を整える方向の鍛え方ですが、サウナはまさに「自律神経を鍛える」に特化した方法です。

 

サウナのような熱のこもった部屋に入ることで、体温が強制的に上がります。すると、自律神経が体温を下げるために、一気に大量の汗を流します。このメリハリがとても重要です。

 

自律神経が乱れると、発汗機能も乱れます。暑いのに汗をかけなかったり、寒いのに汗がダラダラ出たりします。サウナはそういった発汗機能を正常化し、自律神経をちゃんと働かせるようにしてくれます。

 

ただ、はじめは慣れないので体調が悪くなったりするかもしれません。そういう時は無理をせず、別の日にまた挑戦してください。1回で自律神経をもとに戻すことは出来ないので、何度も何度も行うことが大切です。

 

他にも、栄養のバランスの取れた食事やツボ押し、マッサージなども自律神経の乱れに有効です。ですが、重要なのはどんな方法を使うか?ではなく、どれだけ続けるかです。

 

これまでの生活で徐々に乱れた自律神経を1日で戻すことは出来ないので、継続するように頑張りましょう!