過敏性腸症候群 体重

過敏性腸症候群が原因で体重の増減は起こる?

食中毒や風邪などで下痢が続くと体重は減っていきますが、過敏性腸症候群の下痢の場合、体重が減ることはまずありません。

 

というのも、過敏性腸症候群は大腸の異常運動が原因で、栄養の吸収を行っている小腸にはなんの異常もないからです。

 

大腸は、栄養の吸収が済んだ食べ物を便として排出するのが主な仕事なので、下痢になっても栄養はちゃんと吸収されています。ですから、過敏性腸症候群でも体重はほとんど変わりません。

 

 

ウイルス感染による下痢などの場合は、小腸の吸収が悪くなるので、下痢とともに体重が落ちます。

 

また、食べ過ぎや飲み過ぎでも同様に吸収が著しく低下するので、同じように体重が減少する場合があります。


 

しかし、中には過敏性腸症候群で体重が変わったという人もいます。これは下痢ではなく、ストレスや食事の制限が主な原因です。

 

過敏性腸症候群で体重が減少する理由

  • ストレスが重なっている
  • 食べる量を制限している

 

ストレス

過敏性腸症候群の大きな原因がストレスです。精神的なストレスはもちろん、肉体的なストレスや生活習慣の乱れも関わっています。

 

これらのストレスが重なることで、下痢とは関係なく体重は減少します。

 

精神的なストレスが続くと心が休まらず、常に興奮状態(交感神経が優位)になり、消化や吸収がうまく行われなくなります。その結果、食べる量が減り、知らないうちに体重が減っていってしまうのです。

 

また、ストレスが強くなると、血糖値を上げるホルモンが分泌されるようになるため、さらに食欲が湧かなくなります。この連鎖で徐々に体重が落ちていきます。

 

緊張したり、不安になったりすると食欲が無くなって何も食べたくなくなりますよね。過敏性腸症候群になると、このような状態に陥りやすくなるのです。

 

過敏性腸症候群の人のほとんどが自律神経失調症を引き起こしていて、精神的に不安定になりがちです。このような場合、ストレスの軽減だけでなく、食生活の改善や生活リズムの改善を行う必要があります。

 

食べる量を制限してしまっている