過敏性腸症候群 漢方

過敏性腸症候群に効果がある漢方は?飲んでも効かない?実際に飲み続けた感想と効果

過敏性腸症候群はストレスや食生活などの生活習慣が深く関わっているため、他の病気のように「絶対に治す薬」はありません。そのため、患者さんの状態を見て処方できる漢方がよく使われます。

 

ですが、その効果も人によって大きく違い、割と早い段階から効き始める人もいれば、かなり遅い段階で効き始める人もいます。

 

また、まったく効かないことも珍しくありません。普通、薬と言えば飲んですぐに効果が出てくるものですが、漢方は違います。

 

まずは、過敏性腸症候群に使われる漢方の種類から見ていきましょう。

 

過敏性腸症候群に使われやすい漢方

  • 半夏瀉心湯
  • 桂枝加芍薬湯
  • 真武湯
  • 人参湯
  • 大建中湯

 

半夏瀉心湯

過敏性腸症候群の下痢型に処方されることが多いです。神経症や心身症など、ストレスに弱い人にも有効とされています。

 

腹鳴(お腹がグルグル鳴る)や下痢、吐き気といった症状でも使われます。また、自律神経の乱れを整えてくれます。

 

基本的に漢方薬というと、体力がない人に向けたものが多いのですが、半夏瀉心湯は体力があるのに特定の条件で下痢をする(通勤や通学時のみ)という場合にとても有効だそうです。

 

桂枝加芍薬湯

こちらもよく処方される漢方です。便通異常による下痢と便秘を繰り返す症状や、お腹が冷えやすい人に有効です。

 

特に便秘に有効なので、下痢型の人が服用すると余計に下痢がひどくなる場合もあります。ストレスに対しては弱いです。

 

真武湯

下痢や軟便があり、全身が冷えたり、疲れがある場合に。体を温め、機能を高めます。

 

風邪や消化不良の時にも使われますが、過敏性腸症候群にも有効です。

 

人参湯

真武湯と同じく、冷えがある場合に有効です。違いは全身の冷えか手足の冷えかという点で、人参湯は手足の冷えと疲れがある場合に使われます。

 

疲れが溜まっていたり、風邪を引きやすくなっている人、虚弱体質の人向けです。

 

大建中湯

こちらも真武湯、人参湯と同じく冷えがあり、さらに腹痛や腹部の膨満感がある場合に選択されます。

 

腸の動きが自分で確認でき、頻繁にガスが溜まるといった場合に有効です。

 

どうやって使い分ける?

過敏性腸症候群の場合、医師の診断が必要です。その上で症状を確認し、その症状にあった漢方が選ばれます。ですので、どの漢方を使うかは、基本的にお医者さんの判断によります。

 

上記で解説しましたが、ガス型の場合はこれ、下痢型の場合はこれ、便秘型の場合はこれ、というようにある程度は決まっていますが、さらにそこから細かく分かれていますので、自分自身で選ぶのは難しいです。

 

オススメは医師に選んでもらうことですが、どうしてもという場合は症状を照らし合わせて選んでみてください。ただし、選び方を間違えたり、効果がないものを選んでしまうと、飲み続けても無意味だったり、余計に症状が悪化してしまうこともあります。

 

どこで買う?通販で購入できる?

市販されている漢方薬は、ツムラの漢方だけです。薬局で購入できますが、上でお話したように、正しい選択をしないと効果が現れないこともありますので、店頭で相談することをオススメします。

 

通販でも購入できますので、まずは医師に相談して漢方を選んでもらい、その後通販で購入するというのも良い選択でしょう。

 

ただ、保険適用の場合は3割負担で購入できるので、通販や市販されているものを購入するのは損になることもあります。私は何度か通院し、その度に大量の漢方薬を貰っていましたので、市販されたものを購入したことはほとんどありません。

 

 

過敏性腸症候群以外の症状の時に、薬局で漢方を買ったことはありました。結構高いんですよね。


 

漢方はどれぐらいの期間飲めば効く?完治する?

冒頭でもお話しした通り、過敏性腸症候群が漢方で完治するかどうかは、人によってバラバラです。すぐに効果が現れる人もいれば、ずーっと飲み続けても全く効かない人もいます。

 

その理由は、選択した漢方が症状に合っていなかったということも考えられますが、薬が効かないほど症状が重い場合もあります。私がまさにそのタイプで、何度も通院して漢方を処方されましたが、まったく効きませんでした。

 

過敏性腸症候群は、環境や生活習慣による部分が大きく、薬で解決できないことも多いです。「いろんな薬を試してもダメだったのに、会社を辞めた途端に治った」ということも珍しくありません。それぐらい環境やストレスに左右されます。

 

管理人の私が漢方を飲んだ結果・・・

私が過敏性腸症候群と診断されたときに処方されたのが漢方薬でした。過敏性腸症候群の薬を貰ったのはもちろん初めてですし、漢方も初めてでした。

 

処方されたのは2週間分の半夏瀉心湯でした。飲んだ感想は、普通の粉薬とはちょっと舌触りが違う感じで、すごく苦いというわけではありません。サラサラしていて、木の粉を飲んでいるような、そんなイメージです。私の母は漢方をはじめとする粉薬が好きみたいですが、私は苦手でした。

 

飲んですぐに過敏性腸症候群がよくなるわけでもなく、その日は終了。その後も辛い思いをしながら飲み続けましたが、効果はありませんでした。少しぐらい良くなったとか、ストレスに強くなったとか、そういったことも一切なく、飲んでも飲まなくても体調は同じでした。

 

相変わらず通学中はトイレに行きたくなり、朝しっかり排便したはずなのに学校では腹痛&下痢でした。

 

結局、1ヶ月半〜2ヶ月ほど飲みましたが、症状は変わらずだったので、飲むのをやめてしまいました。

 

漢方が効かない場合はどうすればいい?

漢方がダメだったら打つ手無しか?というと、そうではありません。たまたま漢方が効かなかっただけという可能性もありますので、他の方法を試したほうが良いと思います。

 

私は全く効きませんでしたが、他の方法を使って完治させることができました。

 

「過敏性腸症候群を治すのはストレスを無くすこと。環境を変えたりすれば一発で治る。」と言われることも多いですが、確かにその通りです。学校や仕事を辞めれば治る可能性は高いでしょう。でも、それができないから困ってるんですよね。

 

漢方でダメだったら、別の方法を試しましょう。環境を変える以外にも治す方法はまだまだたくさんあります。