便意があるのに出ない

【過敏性腸症候群の症状】便意があるのに出ない原因と、過敏性腸症候群との関連性

「便意があってトイレに行くのに、座った途端出る気がしない」という症状は、過敏性腸症候群の方に多いタイプの便秘です。

 

いくら踏ん張っても便を押し出しているような感覚がなく、トイレから出るとやっぱり出そうな気がして、トイレに篭もりっきりになってしまうのは、過敏性腸症候群あるあるです。

 

しかし、必ずしも過敏性腸症候群かというとそうではなく、中には重い病気が関わっている可能性もあります。

 

便意はあるのに出ない原因

  • ガンなどの病気
  • 精神的なストレス
  • 便が硬くなり出にくくなっている

 

ガンなどの病気

考えられる原因で一番恐ろしいのが病気によるものです。大腸の炎症や腫瘍によって便の通り道が狭くなると、便が通りにくくなり、スムーズに排便できなくなります。

 

これを器質性便秘と言います。便秘の中でも命の危険があり、治療をしないと治らないタイプです。

 

便が直腸を通ると便意を感じるのですが、途中で便が止まってしまうため、便意があるのに出ない状態になります。動きが止まってしまった便は硬くなって留まり、腸閉塞を引き起こす場合もあります。

 

腸内が狭くなると、普通は便意を感じないほど少しの便でも便意を感じるようになります。トイレに行ってもなかなか出ない、出たと思ったら少しだけしか出ないのが特徴です。

 

さらに、腸内にできた腫瘍が大きくなると、それ自体が便のように腸を刺激し、ひたすら便意を感じるようになってしまうこともあります。

 

器質性便秘の他の症状は、血便や激しい腹痛、嘔吐などです。気になる症状がある場合は、すぐに病院で検査を受けたほうが良いでしょう。

 

ストレス

ストレスが原因で便が出なくなってしまうこともあります。これは過敏性腸症候群の人に多いタイプの便秘で、痙攣性便秘と言います。

 

強いストレスが加わると、腸の動きが激しくなって下痢になりますが、痙攣性便秘の場合は、ストレスで腸の動きが早くなりすぎて腸が痙攣を起こし、腸がギュッと絞られたような状態になります。

 

その結果、便の通り道が狭くなり、通れなくなってしまうのです。「腹痛が起きてトイレに行きたくなったのに、座ると全く出ない、でもお腹は痛い」という状態になることが多く、お腹が張ったり、苦しい状態が続きます。

 

このまま無理やり排便すると、細い便やコロコロした小さな便になり、残便感が残ります。

 

また、痙攣が起きているということは、腸が激しく動いているという証拠ですので、便秘のあとに下痢になりやすいのも特徴のひとつです。

 

 

トイレに行きたくて行ってるのに、いざ座ると全く出ないんですよね・・・。

 

腸は活発に動いているので、ガスだけたくさん出ることもありますよ。


 

便が硬くなっている

女性に多いタイプの便秘が弛緩性便秘です。便が硬くなり腸を塞いでしまうため、便意があっても硬い便が邪魔をしてなかなか出なくなってしまいます。

 

普通は一定の間隔で腸が動くようになっていますが、前述の痙攣性便秘や便の我慢、腹筋力の低下が原因で便の進むスピードが遅くなり、便から水分が失われ、硬くなります。

 

過敏性腸症候群の場合、「トイレに行きたくなったらどうしよう」と考えると下痢になることが多いですが、人によっては腸の動きが低下し、便が出にくくなってしまうこともあります。

 

 

僕の場合は朝にこうなることが多かったです。

 

家で頑張って出そうとしてるのに出なくて、「早く出さなきゃ時間がないし。。。でも出さないと通学中にお腹が痛くなっちゃう。」と焦って焦って余計に出にくくなってしまうんですよね。

 

出たとしてもウサギのフンのような小さなもので、結局通学中に下痢になってしまうのがいつものパターンでした。


 

出ない状態が続くのは危険

便意があるのに出なくても、その日のうちに出ればとりあえずはOKです。しかし、このような状態が数日間にわたって続く場合は病気の可能性があり非常に心配です。

 

病気ではなくても、便が出ないのは良いことではありません。便が硬くなったり、腹筋の力が衰えているということは、慢性的な便秘になりやすいということです。

 

また、便秘が続くと腸閉塞の危険もありますし、腸内環境も悪化し、体の様々な部分に影響が及びます。

 

便意があるのに出ないということは、すでにその一歩手前まで来ている可能性がありますので、早めの対策が肝心です。

 

どうやって改善していくか?

便意があるのに出ない時は、便の水分量が減っていることが第一に考えられます。ですので、水溶性食物繊維を多めに摂り、便の水分量を増やしてあげましょう。

 

ここで不溶性食物繊維を摂ってしまうと、余計に便が硬くなってしまうので逆効果です。海藻や納豆などをたくさん食べるようにしてみてください。

 

また、善玉菌を増やすために乳酸菌の摂取も忘れずに行ってください。乳酸菌は善玉菌の餌になるのでとても重要なものですが、「お腹の調子が悪いからヨーグルトでも食べるか〜」と、数回程度食べるだけではほとんど意味がありません。

 

誤解されやすいのですが、乳酸菌はとにかく継続する必要があり、摂り過ぎてもデメリットはありません。他の栄養成分とは違い、乳酸菌は菌ですから、とりすぎても体に吸収されず、全て便として排出されます。ですから、乳酸菌は毎日多めに摂取するのが理想です。

 

⇒おすすめの乳酸菌について

 

腸内環境は目には見えないので、あまり気にすることが多くはないと思いますが、今回のように症状が出ているということは腸内環境が悪化している証拠ですので、早め早めに対処していきましょう。